中世北欧文学日本語翻訳リスト

中世北欧文学日本語翻訳リスト (2010年7月14日)

日本アイスランド学会員とそれ以外の訳者による日本語文献の一覧です。

サガ(単行書所収録)・その他(『エッダ』他)

単行書

『赤毛のエリク記 : 古代北欧サガ集』山室静訳 東京:冬樹社、1974.
『ニャールのサガ』 植田兼義訳 東京:朝日出版社, 1978.
『アイスランド・サガ』谷口幸男訳 新潮社、1979.
「ヴォルスンガ・サガ」『ゲルマン北欧の英雄伝説』菅原邦城訳・解説 北欧文化シリーズ.
東京:東海大学出版会, 1979.
  『スールの子ギースリの物語 : アイスランドサガ』大塚光子訳 東京:三省堂、1987.
『サガ選集』日本アイスランド学会編訳 東京:東海大学出版局、1991.
『アイスランドのサガ 中篇集』菅原邦城、早野勝巳、清水育男訳 東京:東海大学出版会、2001.
森信嘉訳 『スカルド詩人のサガ―コルマクのサガ/ハルフレズのサガ』東京:東海大学出版会、2006
スノッリ・ストゥルルソン著『ヘイムスクリングラ:北欧王朝史』(一)~(四) 東京:プレスポート・北欧文化通信社、2008-2010.
渡辺洋美訳 『ギスリのサガ』東京:プレスポート・北欧文化通信社、2008.(『北欧』15-20(1977-78年)所収再録)

短編および所収録

「アイスランド人の書」中島和男訳 『サガ選集』所収。1-19.

赤毛のエリクのサガ」山室静訳 『赤毛のエリク記』所収。7-42.

ヨムスボルグ・ヴァイキングのサガ(I, II) ―ヴァイキングの片影―」谷口幸男訳 『形成』23 (1964) 2-19, 24 (1965) 29-47.

ヴァープンフィヨルドのサガ」(上)(下)早野勝巳訳 『慶應義塾商学部日吉論文集』22 (1978) 23-52 – 24 (1979) 51-71.

ヴィーガ=グルームのサガ」(前)(後)大塚光子、西田郁子、阪西紀子共訳『北欧史研究』12
(1995) 74-93、13 (1996) 115-31.

「ヴェストフィヨルド人アウズンの話」清水育男訳『サガ選集』所収。149-159.

ヴォルスンガ・サガアイスランド・サガ』所収。533-600.

「エギルのサガ」アイスランド・サガ』所収。5-153.

「血のエギル記」山室静訳 『赤毛のエリク記』所収。221-30.

「エグムンド・ディットとグンナール・ヘルミング」山室静訳 『赤毛のエリク記』所収。191-208.

「エイルの人々のサガ」アイスランド・サガ』所収。439-531.

大物グズムンドルのサガ(訳)」前編 大塚光子、西田郁子、阪西紀子、伊藤盡共訳 『北欧史研究』15 (1998) 99-116.

大物グズムンドルのサガ(訳)」中編 大塚光子、西田郁子、阪西紀子、伊藤盡共訳 『北欧史研究』16 (1999) 120-30.

大物グズムンドルのサガ(訳)」後編 大塚光子、西田郁子、阪西紀子、伊藤盡共訳 『北欧史研究』18 (2001) 42-53.

西氷島のオードウンの話」山室静訳 『北欧文学の世界』弘文堂、1959,
pp. 254-58.

「白熊のオードン」山室静訳 『赤毛のエリク記』所収。151-62.

オルコヴリの話」菅原邦城訳『大阪外国語大学学報』36 (1976) 61-76.

「グリーンランド人のサガ」谷口幸男訳『サガ選集』所収。109-135.

「異稿・グリーンランド人のサガ」山室静訳 『赤毛のエリク記』所収。43-67.

「グレティルのサガ」アイスランド・サガ』所収。155-307.

「グレッティルのサガ」『エッダ・グレティルのサガ』松谷健二訳 ちくま文庫:中世文学集3 東京:
筑摩書房, 1986. [『筑摩世界文学大系:10』(1974)より再版]

サガ語りのトルステインの話」山室静訳 『北欧文学の世界』東海大学出版会、1969, pp. 136-37.

「司教パールのサガ」阪西紀子訳『サガ選集』所収。231-261.

「蛇舌グンラウグのサガ」菅原邦城訳『サガ選集』所収。59-108.

「蛇舌グンラウグの物語」(1)(2)菅原邦城訳 『大阪外国語大学学報』27
(1972) 57-81;31 (1974) 83-98.

スヴェインビョルンの息子フラヴンのサガ(訳)」(前編)(後編)大塚光子、西田郁子、阪西紀子共訳『相模英米文学』11 (1993), 35-59;
12 (1994) 46-67.

「詩人スツーブの話」山室静訳『赤毛のエリク記』所収。163-69.

ソルリの話とヘジンとホグニのサガ」菅原邦城訳『大阪外国語大学学報』41 (1978) 111-30.

テント張りのトールステイン」山室静訳 『赤毛のエリク記』所収。170-77.

「癩病やみのトールハル記」山室静訳『赤毛のエリク記』所収。178-81.

「ドロプロウグの息子たちのサガ 試訳(上)」早野勝巳訳『慶應義塾大学商学部日吉論文集』27号(1981年1月)30-49

ドロプロウグの息子たちのサガ 試訳(中)」早野勝巳訳『慶應義塾大学商学部日吉論文集』28号(1981年7月)39-54.

ドロプロウグの息子たちのサガ 試訳(下)」早野勝巳訳『慶應義塾大学商学部日吉論文集』29号(1982年1月)56-69.

ゾッとしたトールステインの話」山室静訳『赤毛のエリク記』所収。185-90.

ニャールのサガ」『アイスランド・サガ』所収。601-844.

ハーコン善王のサガ」八亀五三男訳『サガ選集』所収。161-201.

バンダマンナ・サガ:欺かれた首領たちの物語」菅原邦城訳 『大阪外国語大学学報』
39(1977): 139-161.

氷島改宗記(キリスト教のサガ)」山室静訳 『北欧文学の世界』弘文堂、1959, pp. 238-53.

フラヴンケルのサガ」谷口幸男訳 『形成』36(1972): 73-95.

<フレイ神官>フラヴンケルのサガ(改訳・その1)」菅原邦城訳『大阪外国語大学学報』73 (1987) 53-67.

<フレイ神官>フラヴンケルのサガ(改訳・その2)」菅原邦城訳『大阪外国語大学学報』74 (1987) 121-31.

フレイ神官ラヴンケルの物語」菅原邦城訳『大阪外国語大学学報』21(1969)pp. 135-49.

フレイ神官ラヴンケルの物語(2)」菅原邦城訳『大阪外国語大学学報』22(1969)pp. 125-46.

フレイの神官ラヴンケルのサガ」山室静訳 「赤毛のエリク記」所収。111-50.

「太っ腹のブランド」山室静訳 『赤毛のエリク記』所収。182-84.

フレイザルの話」菅原邦城訳『世界口承文芸研究』第2号(1981年3月):625-38。

棒打たれのソルステインの話」早野勝巳訳『サガ選集』所収。137-148.

「杖で打たれのトールステインの話」山室静訳 『赤毛のエリク記』所収。209-20.

めんどりのソーリルのサガ」大塚光子訳『サガ選集』所収。21-57.

めんどりのトーリルのサガ」山室静訳『赤毛のエリク記』所収。69-109.

めんどりのトーレ(トーリル)記」山室静訳 『北欧文学の世界』弘文堂、1959, pp.217-38.

勇士殺しのアースムンドのサガ」西田郁子訳『サガ選集』所収。203-229.

「遠征王ユングヴァルのサガ」『世界口承文芸研究:伝統的言語芸術の通文化的比較研究特集号』9
(1988) 635-65.

ラクサー谷の人々のサガ」『アイスランド・サガ』所収。309-438.

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単行書

エッダ」『エッダ・グレティルのサガ』松谷健二訳 ちくま文庫:中世文学集3 東京:
筑摩書房, 1986. [『筑摩世界文学大系:10』(1974)より再版]

エッダ:古代北欧歌謡集』谷口幸男訳 東京:新潮社、1973.

サクソ・グラマティクス著『デンマーク人の事績』谷口幸男訳 東海大学出版会、1993.(1-9巻までの抄訳。)

所収録

アイスランド古譚『ノルナ=ゲストの話』」菅原邦城訳『世界口承文芸研究』8
(1987) 363-97.

ギルヴィたぶらかし」谷口幸男訳 『エッダ:古代北欧歌謡集』所収
pp.224-80.

「古代北欧の神々�:スノッリのエッダより」菅原邦城訳『創文』(1970=4)25-32.

「古代北欧の神々�:スノッリのエッダより」菅原邦城訳『創文』(1970=6) 28-32.

『古代北欧の神々�:スノッリのエッダより」菅原邦城訳『創文』(1970=7) 28-32.

スノッリ・ストゥルルソン著『エッダ』(抄訳)「第二部 北ヨーロッパの神話」『国際理解にやくだつ世界の神話5 ヨーロッパの神話』吉田敦彦監修 辺見葉子・伊藤盡共編訳著 ポプラ社、2000,
pp. 43-70.

「スノッリ『エッダ』:「詩語法(スカールドスカパルマール)」抜粋」ステブリン=カーメンスキイ著『神話学入門』菅原邦城・坂内徳明共訳 東海大学出版会、1980.所収pp.149-70.

スノリ『エッダ』「詩語法」」 谷口幸男訳注 『広島大学文学部紀要』43号特輯号3(1983年12月)pp.1-122.

スノッリ・ストゥルルソン『エッダ』「序文」と「ハッタタル(韻律一覧)」」(一)~(三)谷口幸男訳注 『大阪学院大学国際学論集』13(1) (2002年7月)pp.
203-30; 13(2)(2002年12月)pp. 125-54;14(1)(2003年6月) pp. 99-130.

「『ヒストリア・ノルベジエ(ノルウェー史)Historia
Norwegie
』本文及び解題」成川岳大訳註 『北欧史研究』26(2009)(バルト=スカンディナヴィア研究会)pp.
68-100.

The Society for Icelandic Studies of Japan