日本アイスランド学会歴代公開講演一覧

年度 会場 講演者 タイトル
2001 大阪外国語大学 森信嘉 コルマークルのサガに現れる動詞時制の考察
水野知昭 救出神ニョルズとその周辺–北欧マレビト考えの新展開–
2002 大阪外国語大学 熊野聰 互酬関係から市場関係へ?:『めんどりのソーリルのサガ』をめぐって
堀井祐介 アイスランド語学習Web教材:アイスランドおよび日本における取り組み
2003 在日アイスランド大使館 角谷英則 フーサビーをめぐる諸問題
今福仁 文学的な、そしてなお歴史的な:古アイスランド語の感情表現の古さと新しさについて
2004 信州大学 谷口幸男 「オーラーヴ聖王のサガ」の一挿話をめぐって
Úlfar Bragason Icelandic Approaches to Víland in the 20th Century
2005 一橋大学 入江浩司 フェーロー語の属格とその代替表現の分布
伊藤盡 『イングリンガタル』とスノッリの『イングリンガ・サガ』
2006 東海大学湘南校舎 森信嘉 『コルマクのサガ』と『ハルフレズのサガ』に見る類似点と相違点
大宮康一 現代アイスランド語の動詞における格の個別性について
2007 金沢大学サテライトプラザ 松本涼 13世紀アイスランドにおける王権と社会:平和維持機能の分析を中心に
堀井祐介 北欧の大学評価紹介
2008 金沢大学サテライトプラザ 中川拓也 アイスランド体験記
田崎和江 是非一度見てみたいアイスランドの自然と不思議
2009 アイスランド大使館 清水誠 19世紀歴史言語学研究とロマン派文学––Rasmus Rask と Jónas Hallgrímsson
Úlfar Bragason Sturla the trickster
2010 駒澤大学 伊東未来 13世紀後半アイスランドの地縁関係の重要性:サガにみる地域的差異
伊藤盡 Gosforthの絵画石碑”Fishing Stone”とエッダ詩『ヒュミルの歌』:ソールの冒険を古英語話者はどう理解したか
2011 北海道大学 大宮康一  現代アイスランド語の言語変化に関する考察
唐澤一友 アングロ・サクソン・イングランドにおけるWōden/Óðinn
2012 早稲田大学 松本涼 1. アイスランド留学事情・大学院編 2.『ラクスデーラ・サガ』における旅と女性
林邦彦 Tristan物語とIcelandic bridal-quest romance
2013 石川四高記念文化交流館 布団功治 アイスランド通貨金融危機はどのようして起こったのか—3大銀行とアイスセーブ問題に注目して
清水誠 ゲルマン語類型論から見たアイスランド語の音韻と正書法
2014 石川四高記念文化交流館 林邦彦 アーサー王伝説を扱ったフェロー語バラッド―Ívint Herintssonの3ヴァージョン
南澤佑樹 現代アイスランド語におけるkunnaの意味・用法について
2015 一橋大学 南澤佑樹 スウェーデン語における知覚認識の開始を表す用法について
伊藤盡 W.G. Collingwoodによる『カンブリアのサガ』と古北欧語借入
2016 一橋大学 和田 忍 イングランド人のヴァイキングに対する態度―Ælfricの説話を中心に
赤嶺 淳 日本の「捕鯨問題」の分析視角―ノルウェーの事例を参考に
2017 早稲田大学 熊野聰 ニックネームについて
谷川寧彦 アイスランド経済と金融について(仮題)
2018 早稲田大学 塩田潤 アイスランドにおける金融危機後の政治変動について—金融危機、反緊縮運動、アイスランド海賊党—
淺間正通 アイスランドの戸惑い—スローライフとファーストライフの狭間に揺れて—
2019 早稲田大学 山田慎太郎 氏 口承文学から考える紛争解決をめぐる分析−アイスランド・サガおよびアイヌ散文説話の比較から−
森信嘉 ノルウェー中世幻視譚 — draumkvæde
2020 休会   コロナウイルス感染拡大防止のため中止
2021 休会   コロナウイルス感染拡大防止のため中止
2022 駐日アイスランド大使館   40周年記念研究発表大会

The Society for Icelandic Studies of Japan